韓国では現在２１基の原発が稼働しており、去年１２月には新たな原発建設予定地が発表されるなど、韓国政府は原発をさらに推進しようとしています。

これまで、韓国には緑の党の結成を目標に掲げた団体がありましたが、日本の供託金とは違った高い政党要件があり実現されませんでした。

昨年3月11日の日本の原発事故を機に、脱原発への民意が高まり、５つの地域（市道）で各1000人以上の党員の登録を達成するなどの政党要件を満たし、「緑の党」が結成されることとなりました。

結成大会は3月4日にソウル市内で開かれ、党員は約６６００人。２０３０年までの「脱原発」を目指し、4月の総選挙に擁立する候補者も2名も決定されたとのことです。


―参考――
韓国「緑の党」のWEBサイト（韓国語）
http://kgreens.org/

脱原発掲げ韓国「緑の党」誕生　４月総選挙の争点に
http://www.asahi.com/international/intro/TKY201203040448.html

韓国で緑の党結成！
http://kei-kitano.blog.so-net.ne.jp/2012-03-04-1


■なお、みどりの未来は1月31日付で『韓国・モンゴル・日本政府に対する各国「緑の党(Greens)」共同宣言』を発表しています。
http://site.greens.gr.jp/article/53503084.html