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2011年11月29日

【世界のみどり】ニュージーランド総選挙で緑の党が13議席を得て国会の1割に →★最終結果、14議席!

<追記>特別投票(海外在住や地震で投票が遅れた人たちの約24万票)の集計の結果、緑の党は1議席増えて14議席になりました(12月10日)
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 11月27日のニュージーランド総選挙で緑の党は4議席増やし13議席を獲得しました。

 選挙ボランティアとして参加した、みどりの未来会員の吉川ひろしさんが、レポートを寄せてくれました。
 *詳しい報告は吉川さんのブログをご覧ください。
  http://yoshikawahiroshi.blog61.fc2.com/

20111125ニュージーランド総選挙最終日.jpg

 ニュージーランドの「緑の党」の国会議員が9議席から13議席になりました!
 これで、国会121議席の1割以上が「緑の党」の議員が占めることになり、多分、世界で「緑の党」の国会議員が一番多い国になったのではないでしょうか。
 私は10月13日にニュージーランドの「緑の党」の選挙応援に首都ウェリントン来ましたが、ニュージーランドの国政選挙が昨日の11月26日(土)の投票日で終わりました。

 こちらの選挙は投票日の3ヶ月前から公式に選挙運動が開始されます。従って、選挙期間は8月25日から11月25日までです。市民は投票日の17日前の11月9日から事前投票が出来ます。もちろん選挙期間中も戸別訪問、電話、インターネットメールでの投票依頼、名刺や写真入のチラシ配布、WEBの更新は自由にできます。

 ただ、今回の選挙は73.83%という歴史的に最低の投票率でした。原因は、国民党の強さが事前に報道され、労働の不人気なども低投票率に寄与したというコメントもあります。

 今回はMMP( Mixed Member Proportional electoral system )という「選挙制度の国民投票」も同時におこなわれました。MMPは政党の獲得投票率により議席数が比例配分されます。従って、少数政党も議席が確保しやすい制度と言われています。今回の「国民投票」の結果、MMPの存続に半数以上の支持(53.74%)があったので「緑の党」の関係者もホッとしています。

 選挙制度は民主主義の重要な手段です。どのような選挙制度で選挙が行われるかによって民意の反映が違ってきます。逆に言えば、どのような選挙制度を採用しているかによって、その国の「民主主義(度)」が分かります。日本の私の身近な人でも、「選挙で決まったから仕方がない」という人がいますが、それは明らかに「選挙=民主主義」という錯覚か誤解をしているに過ぎません。

 ニュージーランドの選挙の供託金は約2万円(300NZドル)です。日本は選挙区で300万円、比例区で600万円という世界一高額な供託金です。これは日本国憲法第44条の「両議院の議員及びその選挙人の資格は、法律でこれを定める。但し、人種、信条、性別、社会的身分、門地、教育、財産又は収入によつて差別してはならない。」という規定に反し、高額な供託金という金銭=財産や収入によって選挙に出られない人を差別していると思います。

 また、ニュージーランドでは18才から投票出来ますし立候補もできます。現に、私が公開討論会で見たある政党の候補者は21才のヴィクトリア大学の学生でした。今回、緑の党や他の政党でも、多数の若い人がボランティアで選挙に参加している姿を見ました。

 選挙違反などで逮捕者が出ないのが、民主主義の国として当然というニュージーランドの市民の声も聞きました。
 
 私のブログを読んだ人が、一人でも多く日本の選挙制度や民主主義度に疑問を持っていただけたら幸甚です。日本が放射能汚染や地震の復興で大変な時なのにと・・・私はいつも申し訳ない気持ちと感謝することを同時に心に刻んでいます。

2011.11.27 吉川ひろし


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