ヨーロッパグリーンズニュースより
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スペインの選挙:緑の党が得票を倍増
2011年11月21日(月)01:06:00 PM
緑の党がスペインにおいて、3年前の前回選挙と比較して得票を倍増させた。しかしながら、この選挙での絶対多数は国民党が獲得し、この国の暗い時期の始まりを示すものとなった。
カタロニアでは、ヨーロッパグリーンズの一員であるICV(カタロニア緑の党)が、議席を1から3に増加させるという歴史的結果により、その成長傾向を確実なものとした。また、新しく結成されたEQUO(スペイン緑の党)は全国で30万票以上を獲得した。これは選挙が前倒しで行われたことにより、結党から選挙まで2ヶ月しかなかった政党としては好結果だ。このような短い期間にもかかわらず、マドリッドでは得票率2%に到達し、全国では1.5%を獲得した。さらに、EQUOを軸とした連合は、バレンシアで1議席を獲得したことにより国会に代表者を送ることができた。
全体としては残念な結果ながら、この選挙結果はスペインに緑の中心をつくる第1段階、基礎となった。さらに、スペインの緑は、2014年の欧州議会選挙でスペイン選出の緑の議員の増加をねらっている。
今回の総選挙でEQUO及びICVが得た結果は、欧州議会でも緑が2議席増える可能性があることを示している。
(みどりの未来・翻訳チーム)
<注>
* 11月20日に行われたスペイン総選挙は野党の国民党が過半数を大幅に上回る議席を獲得、与党・社会労働党は議席を大幅に減らし政権が交代することになった。
* スペインの国会議会選挙は県ごとの比例という形のため、全国で30万票を取っても、県の選挙で議席を獲得しないと国会に代表を送れない。