10月23日に行われたスイス総選挙で、緑の党（GPS/Les Verts）は7議席減の13議席となり、一方、同党から離脱した自由緑の党（GLP/PVL）は前回比3.8％増と支持率を大きく伸ばし９議席増の12議席を獲得した。
　自由緑の党は環境保護だけではなく、経済の発展とからめたリベラルな政策を訴えた。

　第一党の国民党（SVP/UDC）は予想に反して、1991年以来初めて支持率を下げ、第二党の左派社会民主党（SP/ PRD）は支持率は微減したが１議席増え44議席となった。


―参考―――

スイスの総選挙、中道派の新小党が躍進　swissinfo　2011.10.23
http://www.swissinfo.ch/jpn/detail/content.html?cid=31416330&rss=true

右派と「緑の党」、予想に反し退潮　スイス総選挙　産経ニース2011.10.24
http://sankei.jp.msn.com/world/news/111024/erp11102410310002-n1.htm

スイス総選挙：「脱原発」中道２政党躍進　最右派が第１党　毎日新聞2011.10.24
http://mainichi.jp/select/world/europe/news/20111024k0000e030068000c.html