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2011年03月31日

【グローバル・グリーンズ声明】グローバル・グリーンズは日本の人々との連帯を表明し、世界のエネルギーパラダイムの革新的変化を求める

2011年3月16日 グローバル・グリーンズ

 私たちグローバル・グリーンズは、世界80カ国以上の緑の党を代表し、悲痛な状況にある日本の人びとに連帯の意を示します。
 この恐ろしい悲劇の被害者の皆さまのご家族、ご友人、ご同僚の皆さまに深い哀悼の意を表します。
 グローバルグリーンズは各国の政府と市民社会組織に言葉だけではなく、実践的援助を通して連帯を表明することを求めます。
 何千もの人が死亡、または行方不明となり、何十万もの方が家を失い、200万人が電気の無い生活を強いられ、100万人が飲み水の確保ができないというこの災害規模は、本当に恐ろしいものです。

 地震と津波による被害は、原子力発電所で起きた火災と爆発、さらに複数の原子炉の炉心溶融の可能性により、悪化の一途をたどっています。
 特に、福島第一原発の放射能放出と爆発による危険性は20万人以上の避難者を出し、日本と周辺諸国にとって大きなリスクとなっています。
 被害が今以上に拡大しないことを深く祈るとともに、日本政府と電力会社が、国民に対して詳細な、信頼性のある情報を即時に届けられるように取り組むことを求めます。

 大きな被害をもたらしたチェルノブイリ原子力発電所の爆発事故からちょうど25年目にこの原子力災害が起きたことを考えると、今すぐに行動を起こさなければなりません。
 私たちグローバルグリーンズは、原子力発電に対する拒否と、電力問題を解決する取り組みとして、公的及び民間セクター双方が努力し、エネルギーの効率良い使用及びクリーンな再生可能エネルギーの促進に焦点をあてるべきであるということを繰り返し宣言します。
 この劇的な時期に、グローバル・グリーンズは50基の原発建設を決めたばかりの中国、イタリア、ブラジル、ベネズエラ、アルゼンチン、アメリカ合衆国、トルコ、ロシア、インドその他の国々がとっている原子力発電の推進政策を見直すよう求めます。
 同様に、老築化した原子力発電所の運転期間延長をしたドイツ、ベルギー、その他の国々に対しても、可及的速やかにそれらを停止させることを求めます。
 また、世界中の現存する原子力発電所の地震や洪水、航空機墜落やテロリストによる襲撃などに対する脆弱性や、結果的に人々、産業や環境に与える影響を調査した新たなる監査を求めます。
 放射性廃棄物の処理問題の解決策がなく、事故が起こる度に人々を恐怖に陥れ、保険会社が原子力発電所が持つ潜在的リスクに対する保障を拒み、軍事転用が可能で、テロリストにとって常に誘惑であり続ける原子力発電所の運転は、無責任極まりないものです。

 日本が悲嘆の中にある今、私たちはそれぞれの国の政府に対し、日本の地震と津波の被災者を追悼するとともに、原発事故による恐怖と混乱を他の人びとにも経験させないため、エネルギーの効率化や再生可能エネルギーへのパラダイムシフトを始める、新たなステップを踏み出すことを求めます。
 再生可能エネルギー技術は安全で、本質的に非軍事的であり、非常に多くの雇用を創出し、あらゆる人びとにとって分かりやすい技術に基づいており、電力が自給できる国を増やすものです。
 エネルギー利用の無駄を減らし、再生可能エネルギーを拡大させることで、私たちは平和で持続可能な世界に近付くことができます。石油をめぐって戦争をしていた時代から、すべての人びとがエネルギーを使える時代に進めるのです。いまこそ、核の時代を終わらせる時なのです。

(原文:http://www.globalgreens.org/statements/japan_earthquake_tsunami_leave_nuclear_behind



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