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2010年03月25日

●3/25up【エコロ海外ニュース】仏統一地方選で緑の会派がまた躍進!

 【エコロ海外ニュース】 仏統一地方選で緑の会派がまた躍進!(3月21日記事)
3月23日

フランスの全国統一州議会議員選挙が3月14日と21日の2回に分けて行われ、野党左派グループが大勝となりました。
なかでも昨年の欧州議会議員選挙で、、緑の党を中心とした統一会派として初めて選挙に臨み、14議席を獲得した環境連合「ヨーロッパ・エコロジー」(EE)が今回もほとんどの地域で躍進、全国総計で237万票以上(12.19%)を得票しました。

2回の投票の結果、ブルターニュ州議会でEEは単独で11議席を獲得、その他の州議会では社会党(PS)や左派党(FG)と連立し、ほとんどの地域で与党を上回る議席を獲得。この赤・緑の連立会派では、イル・ド・フランス州で67.94%(142議席)、ロレーヌ州で63%(46議席)、ピレネー中央州で75.82%(69議席)、パ・デ・カレー北部州で64.6%(73議席)、ノルマンディー低地州で68.09%(32議席)、ロワール州で67.74%(63議席)等と、いずれも60〜70%台の得票を獲得し、サルコジ大統領の与党会派を大きく引き離す勝利を収めました。
この結果、今回のEEの地方選リーダーで緑の党事務局長のセシ・デュフロ女史がイル・ド・フランス州議会議員に内定の他、EEは、ほとんどすべての州で多数のメンバーを議会に送ることに成功しました。

【参考結果】
http://fr.wikipedia.org/wiki/%C3%89lections_r%C3%A9gionales_fran%C3%A7aises_de_2010

<フランス>州議会選、左派が圧勝 サルコジ内閣改造も
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20100322-00000043-mai-int
3月22日付 毎日新聞
 【パリ福原直樹】フランスの州(地域圏)議会選挙の最終投票が21日行われ、野党第1党・社会党などの左派連合が得票率54%で圧勝した。サルコジ大統領の支持母体である国民運動連合(UMP)中心の右派は36%と大敗した。高失業率や移民問題などへの対策の遅れが批判された形で、大統領は政策転換を余儀なくされそうだ。内閣改造の可能性も出ている。選挙は、12年の次期大統領選を占うものとして注目されていた。
 州議約1900人を選ぶ選挙。仏各紙によると、左派(社会党、環境政党など)が本国22州のうち21州で圧勝し、海外4州のうち2州で過半数を取る勢いを見せている。UMPは、本国では東部・アルザス州しか抑えられなかった。1986年以来過去5回の州議選の中で、保守派の主流政党としては最悪の結果となりそうだ。
(中略)
 サルコジ大統領は事前に、州議選を「地域行政に関するもので、国政を占うものではない」と発言して予防線を張ってきた。だが、選挙後の世論調査では「大統領は(政治)手法を変えるべきだ」という意見が過半数を占める。フィヨン首相も21日、左派の勝利と自らの責任を認め、選挙結果を大統領と協議する方針を表明した。一方、大勝した社会党のオブリ第1書記は、政府に政策の根本的転換を求めた。
 元慶応大講師のシリル・フェルナギュ氏(欧州政治)は、「奏功しないサルコジ政権の経済対策が批判を招いた。国民戦線の高得票率は、サルコジ政権に投票するはずの有権者が棄権に回ったためだ」と分析。また「左派の勝利には、地球温暖化問題などで票を集めた環境政党が大きく貢献した」という見方を示した。


※エコロ海外ニュースはエコロジャパンの今本秀爾代表より提供された情報を掲載しています。
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