報告:井奥雅樹(運営委員)
(写真は講演した3人と司会の増田京子[箕面市議])
1月25日に衆議院議員会館を舞台に「みどりの政策セミナー第3回」を開催しました。
今回はグリーン・アクションと共催で「地球温暖化と原発、経済活性化」および「ごみ問題」について取り上げました。 アイリーン・美緒子・スミスさん(グリーン・アクション)は海外情報の視点から原発が投資対象として成り立たなくなっている現状を報告。飯田哲也さん(環境エネルギー政策研究所)からは自然エネルギー投資が経済的にも有効であり、雇用を生み出している見通しが語られました。
しかし、環境省職員の報告ともあわせ、旧来型の産業構造からの転換の議論が進まないことが語られ、「ベルリンの壁がそびえ立っている前政権に比べ、壁の中に入りこんだが、周りを囲まれて奮闘している現状」と語ったのが印象的でした。
その後、記録係として参加した鎌仲ひとみさん(ドキュメンタリー映画監督)も含め、会場で話し合いがもたれました。
「古い原発政策に1億円投資するより、新しい自然エネルギー政策に1億円投資した方が環境にも経済にも雇用にも有効」というようなわかりやすい訴えが必要という話も出ました。