新自由主義という怪物が毎年3万人以上の人を自死に導く冷酷な社会を現出させてしまいました。新型インフルエンザで大騒ぎし、“死なないために”と危険な抗ウイルス薬を湯水の如く消費する一方、自死する人たちの生命(いのち)には関心を失っているように見えるこの国には希望はないのでしょうか。「みどりの未来」はわずかな希望をいとぐちにして大きな希望を紡ぎあげていれるであろう、ぼくたちにとって大事な組織です。共に斗いましょう。希望の未来のために。
(付記:ぼくは新型インフルエンザに抗ウイルス薬を使いませんが、患者さんはみな重症化せずになおっています。)
山田 真(小児科医)